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2011年3月 5日 (土)

まさに!愛はときおり、急ぐ旅をするんだね。妹に送る!音羽しのぶの「愛はときおり」

最近、
ラジオのスポットで流れていた
「子ども達が巣立ったら…」
という歌が気になっていました。
なかなか良い歌だなって…。

退職した熟年夫婦への歌?
いやいや
まだ少し若い夫婦の設定?
などと思って
聞き流してはいたのですが…

所が、つい3日前に
「義弟、危篤の知らせ」が
早朝入りました。
早速、病院に駆けつけたのですが、
2時間後には、旅だってしまいました。

余りにも急な展開で、
心の準備が全く出来ていなかった妹は、
夫の遺体にすがって
色々と叫び、わめいていました。

「何でこんないい人が」
「痛いって言ったのに、
 お医者さんは気のせいだなんて」
「私の一緒に死にたい」
「なんで返事しないの。教えて」
「みんなに優しくしてくれたのに」

確かに自分はと言えば頼りない兄貴で
年老いて母親の面倒も、「妹夫婦」に
同居でまかせっきり。
(理由はいろいろあるんですけどね!)

そして、
義弟は年老いて病弱の実の両親の
面倒もみていました。
義弟の父親は「息子、命!」だったそうです。

そんなに人の善い人が、
突然、逝ってしまうなんて…

世の中って理不尽だなあと思いました。

まさに、妹夫婦は
この歌の通り、子どもは独立し
退職して時間の余裕が出来、
昨年は2人で旅行にも行って
来たところでした。

「愛はときおり 急ぐ旅をする」
父母を残して、突然に旅立ち。

「どうして神様 連れていったの
 私の方が 大切な人」
妹にとって、かけがえのない人でした。

そんな妹のために、
音羽しのぶの「愛はときおり」
を捧げます。

合掌。

子供達が巣立ったら 旅行に行こうね
 あの頃よりも少しだけ 贅沢もいいね

 夕暮れの茜空 一番星がキラリ
 見てたら聞こえてくるよう
 そんなあなたの声

 愛はときおり 急ぐ旅をする

 どうして神様 連れていったの
 私の方が 大切な人…

 公園のベンチには 年老いた夫婦
 何も聞こえはしないけど 
 笑って話してる

 二人にあんな日が 来ると信じてた

 どうして神様 連れていったの
 私の方が 必要な人…

 電車に乗れば 席を譲るし 
 初詣は欠がさず

 あんまりお金は なかったけれど 
 嘘もない人

 愛はときおり 急ぐ旅をする

 どうして神様 連れていったの

 私の愛する 大切な人…
 大切な人…
  」

2010年8月23日 (月)

涙が止まらない!なかにし礼が書いた渡辺正文の評伝的小説「世界は俺が回してる」

産経新聞に2009年元旦から連載されていた、
なかにし礼の小説が単行本になったので、
手にしてみた

Sekai_3

主人公はTBSテレビのディレクター&
プロデューサーの渡辺正文。
TV創生期の昭和30~50年代のお話。

大学卒業時、芸能マネージャーを
頭の片隅で志した男(小生)に取って
知っているタレントの名前や
懐かしい話題がバンバン出てきて、
楽しかった。

密かな事実と虚構が混然一体となった
この小説は
興味深く面白く、一気に読んでしまった。

外タレとの話や東京音楽祭の功績が、
本のタイトルの元になっているのだろうが、
自分は、渡辺氏の女性との付き合い方、
その関係に目を奪われてしまった。

こんな男が昭和にもいたのか?
まさに、
自分にとってはかなうことの出来ない
別世界の鳥(超)人的な男性に見えてしまう。

死期に7人の女を
はべらせるなんていうのは
凄すぎる!

かって、
自由人を目指していた自分に取って
なんとも羨ましい話だ。

最愛のパートナー「アミコ」が
乳ガンになり、死期に向かって
ずんずんと進んで行く場面を読んでいると
涙が、どうしようもなく止まらなかった。

自分の実母の死期の時と重なって
その症状が手に取るように伝わってきた。
手術、レントゲン治療、モルヒネ。
病室の状況や、
痛みでしかめる顔を思い出す。

そして、泣けるセリフ。
「たった1日で良い。
 街に出て、渡辺さんと呼ばれてみたい」

独身主義者の渡辺が、
葬式を何処からだすんだ?
と考えたとき、
「渡辺家」から
出してやらなければと思い立ち、
最後の望みとして入籍をさせたアミコ。

愛おしさと悲しみと
逃げることのできない辛さを
感じて読み取ると、
涙が次から次と流れてきてしまった。

この後、正文は
「アコ」という女性との出会い。
元鹿内タカシの女をやっていたという。

これも凄い付き合い方になる。
ここでは、割愛するが
本のタイトルとなる
「東京音楽祭」の開催で
正文は頂点に達する。

でる釘は打たれる!
余りの派手な生活降りに
査察が入り、脱税問題に進展!

そして、最後は…
7人の女を前にして…

だが自分の現実はと言うと…
そばでかみさんはスヤスヤ。
いつものパターン。

無関心の海に放り出され、
溺れかかっている俺。

ああ~!俺にも「アミコ」のような
心を交わせる人がいたらなあ。

そんなことを、ぼんやりと考えて
涙を一人、静かにぬぐった。

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