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2015年4月25日 (土)

高倉健さんのエッセイで紹介されていた”酒井雄哉大阿闍梨”は、とんでもない人だった!

高倉健のエッセイ集
「旅の途中で」に登場した
「生き仏 大阿闍梨さまと」
が、ず~っと気になっていた。

Sakai1_2

その大阿闍梨さまこと
酒井雄哉大阿闍梨の生き様を書いた
長尾三郎氏の
「生き仏になった落ちこぼれ」

という本を手にすることが
できたので、早速読んでみた。

「一日一生」という言葉を、
よく書かれたというが、
まさに人生の後半は
「生涯修行」と言えるほどの
壮絶な修行・戦いをされて来た人である。

残念ながら、2013年に87歳で死去。

師の生い立ち・偉業などは、
いろいろな書籍やHPで紹介されている
ので、そこは皆さんにおまかせすると
して、自分が気になったところを
少し書き並べてみたい。

大阿闍梨(だいあじゃり)とは、
何なのか?

お坊さんの別名?
いやいや、そんな一般的大衆的な
もんじゃありません。

千日回峰を萬行(成し遂げた)した
僧侶をいうのだそうです。

簡単に千日回峰と口にしたが、
これが半端ではない。

比叡山中約40キロの道を、
1~3年目は毎年百日間、
4,5年目は二百日間。

7百日を歩き終わると、
九日間の「堂入り」を行う。
断食・断水・不眠・不臥の
行をして、不動明王と一体
になることを願う。
が、これは壮絶である。
4日目あたりに、尿は1滴。
徐々に、
死臭が漂ってくるという。

一日一度のお水取りをするのだが、
後半は、一歩前に進むのも、
一段あがるのも、
気力か、それを超える何かの力に
よって進められる。
まさに、不動明王になるのか。

体力の限界を超えると、
感覚は研ぎ澄まされ、
あの細い線香の灰が落ちる音が、
バサッと聞こえてくるという。

常人では理解できない世界を
彷徨って、出堂をする。

そこに立ち会う人々にとっては、
死から生還した尊い生き仏さまとして
写る、見えるのだろう。
まさに、ありがたき存在である。

そして、
6年目は下山して1日50キロの
赤山苦行。
2度目のとき、左足の指が化膿し
腫れ上がった。
千日回峰は、「不退の行」なので
中止はない。
止めるということは、死を意味する。
親指を切り、歩けなかったら自害を
決意した。
しばし失神の後、目が覚め歩き始めた。
予定より40分遅れたが、
他の人には気がつかれなかったという。

最後の7年目は
京都大廻りという1日84キロを歩く。
赤山禅院~~ 平安神宮 ~八坂神社
~清水寺~下賀茂神社 ~~清浄華院
を息障講をはじめとする信者の世話を
受けながら二百日間にわたって行う。

延べ7年にわたって千日回峰を行う。

戦後この千日回峰を満了した僧は7人
しかいない。

しかも、この千日回峰を2回満行した人は、
天正以来400年間でわずか3人しかいない。

そのような人が、
昭和の時代にいたということが
素晴らしい!

この千日回峰の後も、九日間
飲まず食わずで大護摩を17万枚も焚いた。
その精神力が恐るべし。

12年龍山を満じ、東京まで750キロを
21日間で歩く。

平成3年には、中国の四大聖地の五台山を
わらじ掛けで登頂。

途中、何度も目頭を押さえながら読み進めた。

人間の信念とは、ここまで強いものなのか。

何時もの小生の悪い癖で
少々寄り道をすると、

あの宮沢賢治の「雨ニモマケズ」は、
法華経の精神を現しているのではとも
言われているが、
この千日回峰を表現しているのではと
いう節もあるとのこと。

さてさて、最後にこのようなものを
みつけてしまいました。
NHKのアーカイブでは3分ものは
あるのですが、これは30分ものです。

NHK特集 行 ~比叡山 千日回峰~ DVD    1979
https://www.youtube.com/watch?t=48&v=SBczUgzi5uI

この貴重な映像を見ていると、
自分まで
霊験あらたかな気持ちになってくるのは、
何故なのだろうか。

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