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2014年2月 7日 (金)

ちと、筆が滑ってしまった?村上春樹先生。そのお陰で、中頓別町が有名になりました。その町を紹介しましょう…。

先日、地元新聞にも記事として載っていた。

村上春樹の小説「ドライブ・マイ・カー」
に登場した道北地方にある中頓別町の
町議6人が出版元の文芸春秋に対し、
質問状を近く提出することを決めたという。

この小説で、俳優の主人公が、
専属運転手で中頓別町出身の
24歳の女性「渡利みさき」と
亡くなった妻の思い出などを車中で語り合う話。

みさきは同町について
「一年の半分近く道路は凍結しています」と紹介。
みさきが火のついたたばこを
運転席の窓から捨てた際、
主人公の感想として
「たぶん中頓別町ではみんなが普通にやっている
 ことなのだろう」と書いてある。

この中頓別を何度も訪れ、通過した私に取っても、
違和感のある表現である。

まず、
「一年の半分近く道路は凍結しています」も
違うね。3分の1位だね!
6ヶ月と4ヶ月は違う!

車中からのポイ捨ても、見たことはない!
したがって、「普通にやっていること」
というのも違う!

確かに、小説のような表現をされれば、
町民は怒るよなあ!

東海林繁幸町議は
「町民の防災意識は高い。
 『車からのたばこのポイ捨てが普通』
 というのは事実ではなく、町をばかに
 している。そもそも町の実名を出す必
  要があるのか」と話している。

ごもっとも!です。

さて、中頓別町とは、何処にあるのか?

北緯45度線上、宗谷管内の東南に位置し、
東南に(今やタイ人に有名な)枝幸町歌登、
北は浜頓別町に接し、
手塩山脈を隔てて上川支庁管内の音威子府村
と中川町、留萌支庁管内の(高レベル放射性
廃棄物中間貯蔵施設問題で有名になった)
幌延町と境している町です。

大きな地図で見る

近くに敏音知岳(ぴんねしりだけ704m).
という山があります。

Pinnesiri

さて、何度かこの町に訪れた私に取って、
不思議だったのは、この町に
”簡易裁判所”があることだった。

旭川地方裁判所管内で、この”簡易裁判所”
があるのは、大半は市である。
町村であるのは、この町と天塩町だけ。
しかも、隣にある浜頓別や枝幸町より
人口の少ない町なのだが…

何故? ひょっとしたら「砂金?」

中頓別町の観光協会の記事を読むと、

中頓別町の砂金掘りについて
http://www.webnews.gr.jp/nakatonbetu/1208_sakin.html

明治30年頃、頓別川の支流「ウソタン川
(現浜頓別町)」の上流に豊富な砂金が発
見され、この頓別川一体に砂金採取に入り
込む者が急増。

その上流に注ぐ「ペイチャン川」にも多数
の採取人が入り込み「ウソタン川」流域と
合わせその数1万6千人を数え、一時は
「東洋のクロンダイク」とまで喧伝された。

密採者数5千人とまで噂され密採時代も現出
したというが、明治39年までに大半が下山
した。

と、出ていた。
道北の小さな町に、金を目当てに
とてつもない人々が集まったわけだ。

この”砂金騒動”?で、裁判所ができたのか
と思いきや、この簡易裁判所ができたのは、
終戦後の昭和22年。いよいよ?である。

今でも、天然の自然産金が採掘できる。
「ペーチャン川砂金堀体験場」というところが
あり、6月中旬から9月末まで営業している。

最近、タイの観光客で名前が売れた”歌登町”が、
隣町にある。タイ人の滞在型観光を目指している
という話もあるので、ひょっとしたら
この「砂金堀体験」が、”夏場の体験型観光”の
ひとつになるかも知れない。

終わりに、中頓別町民にかわって自慢話を。
平成25年5月に、
交通事故ゼロ3500日を達成!

そうそう、この町には町営の自動車学校も
あるのです!驚き!

さらに、特産品?は「砂金ラーメン」。

Sakin

2食800円と少々お高い。
が、なんと、ビックリ!
Amazonで売っているではありませんか。

少し古くなる話だが、美談?をひとつ。
”故郷の病院に戻ってきた医師”として、
住友和弘氏という院長がいた。
残念ながら、平成22年に6年間の勤務を
終えて退職されたが、
田舎の小さな町から医大に進み、故郷の
医療危機を知って町に戻ってきた人である。

彼と中頓別町の地域医療についての
論文を発見。興味のある方は、一読を。

”地域医療を考える ―中頓別町にて―” 佐藤 雅代
http://kuir.jm.kansai-u.ac.jp/dspace/bitstream/10112/5121/1/KU-1100-20100610-02.pdf

地方の医療崩壊が叫ばれる時期、
小さな町から、優秀で志を持った医師の誕生は
ある意味では、地方の人たちの心を
熱くさせる話である。

近年、都会の進学校が医学部指定学校と
なり、優遇されているのを何とも醒めた目で
見ているのは、私一人ではないだろう。

目の前にいる生徒は、
管内屈指の進学校の生徒たちだが、
医学部を目指している者も多い。
親が医学部を薦めるケースも多く、
果たして彼らが主体的にどれだけの志で、
医者を目指しているのだろうか。

たくさんの医者が生まれるなか、
地域医療で働く医師を目指す人々の
誕生を期待したいものだ。

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