無料ブログはココログ

楽天

  • 楽天トラベル
  • 楽天ブックス

金色書店

« ”猿の惑星”を観て、C.ミンガスの「直立猿人」を聴きたくなった!一聴に値するJazzですぞお! | トップページ | 冤罪?!「東電OL殺人事件」について佐野真一と久米宏が語る! »

2011年10月30日 (日)

面白かったよ!お客様は仮面を被ってやってくる…東野圭吾の「マスカレード・ホテル」

遅まきながら、東野圭吾の
「マスカレード・ホテル」を読了。

一日、寝転びながら読んだので、
腰がプチ腰痛で~す。

さて、中身ははというと
高級ホテルのフロントクラーク山岸尚美と、
連続殺人事件を追い、フロントクラークに
扮して潜入捜査をすることになった刑事
新田警部補を軸として、話が進みます。

ホテルのカスタマーサービスのあり方や、
数々のクレーマー対応の事例が出てきて、
ホテルマンって大変だなあと思いながら…

そう言えば、昔、石ノ森章太郎のマンガで
「HOTEL」というのがあったよなあ。

Hotel

そうそう、
TVドラマにもなって、高嶋政伸がやって
いたなあなんて思い出して読んでいると、
非常にリアルに状況が浮かんで来て、読み
やすくグングン進んでいきました。

なかなか犯人像を見せないのも、テクの
一つですが、終わりのための序曲かと思
えば、キーワードさえ拾って行けば良い
ことなんですが。
最後の10ページで事件は急展開!

ところで、この小説のタイトル
「マスカレード・ホテル」の
「マスカレード」って仮面舞踏会
のことですよね。

それに関した尚美と新田の会話があります。

「でも、改めて思いますが、ホテルという
 ところは本当にいろいろな人間が来るも
 のですね。
 誰もが腹に一物あるように感じられます」

 彼の言葉に尚美は頬を緩めた。

「昔、先輩からこんなふうに教わりました。
 ホテルに来る人々は、お客様という仮面
 を被っている、そのことを絶対忘れては
 いけない、と」

「ははあ、仮面ですか」

「ホテルマンはお客様の素顔を想像しつつも、
 その仮面を尊重しなければなりません。
 決して、剥がそうと思ってはなりません。
 ある意味お客様は、仮面舞踏会を楽しむた
 めにホテルに来ておられるのですから」

 一連の「白夜行」等の東野圭吾の作品は、
何か背後に暗い過去を引きずったものが多く
感じますが、今回の作品は、暗いものは余り
感じられませんでした。

最後も???(秘密)で終わりますし…

ホテルという舞台、謎めいた数字
(何となくわかりましたが)、
人間描写、最後のクライマックスへと
読んでいて、テンポが良く、
軽やかに読むことができました。

「真夏の方程式」「麒麟の翼」より、
この作品の方が、数段楽しんで読めました。

クライマックスでは、ゾクゾクってしました!

今年、お薦めの1冊かなあ!

仮面舞踏会・旅館 こと
「マスカレード・ホテル」

Mhotel

« ”猿の惑星”を観て、C.ミンガスの「直立猿人」を聴きたくなった!一聴に値するJazzですぞお! | トップページ | 冤罪?!「東電OL殺人事件」について佐野真一と久米宏が語る! »

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

書籍・雑誌」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/221949/53119994

この記事へのトラックバック一覧です: 面白かったよ!お客様は仮面を被ってやってくる…東野圭吾の「マスカレード・ホテル」:

« ”猿の惑星”を観て、C.ミンガスの「直立猿人」を聴きたくなった!一聴に値するJazzですぞお! | トップページ | 冤罪?!「東電OL殺人事件」について佐野真一と久米宏が語る! »

2017年7月
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31          

最近のトラックバック